マークシートの正しい書き方

機械で読み取ってもらうにはきちんと塗る必要がある

マークシートとは

マークシートとは今や多くの人にとってなじみのあるものではないでしょうか?マークシートは、鉛筆などで塗りつぶす箇所が印刷された紙です。

マークシートは機械で読み取るために作られています。マークシートと聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、大学入試センター試験などの入学試験でしょう。入学試験以外にも、公務員試験や運転免許試験などでもマークシートが使われています。その他にも、アンケート調査や就職活動時の適性検査でもマークシートを利用しているケースが多くなっています。

また、ナンバーズと呼ばれる数字選択式の宝くじや、競馬の勝ち馬投票券を購入する際にも、マークシート方式の用紙が使われています。マークシートを使う場合、自分が選んだ数字などの箇所を塗りつぶします。

マークシートは機械で読み取るため、正しく塗りつぶさなければなりません。マークシートの正しい書き方を知っておきましょう。

マークシートの塗り方

マークシートは該当箇所をどのように塗っても機械が読み取ってくれるわけではありません。マークシートで塗る箇所は楕円形になっていますが、基本的に全体を塗りつぶす必要があります。

軽く線を引く、中点をつける、×をつける、レ点を入れるなどはすべてNGです。楕円の外側だけを塗ったり、輪郭をなぞったりしても読み取ってもらえません。マークシートでは楕円の中の全体を塗らないといけませんが、はみ出してしまってもダメです。試験の際には、マークシートを塗るための十分な時間がないこともあるでしょう。

しかし、楕円の形からはみ出さないように丁寧に塗らないと、正解していても採点されなくなってしまいます。塗るときには「の」の字を繰り返し描くようにすれば効率よくマークできます。

なお、マークシートを塗る際には、濃さにも気を付けておきましょう。色が薄すぎると読み取ってくれません。HBまたはBの鉛筆で塗ると効率よく塗れます。